会長声明・決議
横浜弁護士会会員殺害事件に関する会長声明
本年6月2日、横浜弁護士会所属の弁護士が、白昼、弁護士事務所内において、何者かに刃物で胸部等を刺されて死亡する事件が発生した。
この事件の詳細は未だ不明な点が多いが、これまでの報道によれば、弁護士業務に関連し、その業務を妨害するために行われた可能性が高い。
仮にそうであれば、かかる行為は、凶器を用いた暴力によって弁護士業務を妨害しようとするものであり、司法制度及び法秩序に対する重大な挑戦であって、到底許されるものではない。
当会は、暴力による弁護士業務の妨害に対し、毅然と対処し、決して臆することなく、基本的人権の擁護と社会正義の実現のために全力で職務を遂行する決意であることをここに声明する。
2010年(平成22年)6月14日
滋賀弁護士会 会長 田口 勝之