おしらせ
シンポジウム 2025年度憲法記念の集い「備えよう、支えあおう~大災害を生きるために今できること~」
◆日時◆
2025年11月1日(土)13時から17時まで(12時30分開場)
◆会場◆
大津市民会館 2階小ホール(京阪石坂線島ノ関駅下車徒歩3分、JR大津駅下車徒歩10分)
◆参加費・申込方法◆
参加費無料
事前予約不要(先着150名) どなたでも参加できます。
私たちは、大災害の時代に生きているのかもしれません。
みなさまは、十分な備えができていますか?
高齢者も、子どもも、障害のある人も、誰ひとり取り残すことなく、ともに生きるために、今、私たちにできることは何かを考えます。
東日本大震災の津波によって、石巻市立大川小学校では生徒74名と教職員10名が犠牲となりました。
災害を予測し、安全な避難経路を予め考えておけば、助けられた命ではなかったか・・・。なぜわが子たちが犠牲になってしまったか知りたい、そんな親たちの訴えに、仙台高裁が応えます。「学校が子どもの命の最後の場所になってはならない」。
そのために、我々は何をすべきか。映画を見ながら皆様も一緒に考えてみてください。
また、大災害のたびに、災害対策基本法が改正され、たとえば、今では、避難行動要支援者の「個別避難計画」の作成が自治体の努力義務とされています。
しかし、超高齢化社会において、どうすれば現実的な避難が可能となるのか?これらの難問を、立木教授とともに考えます。
皆さまのご参加をお待ちしております。
11月1日は、ご家族やご近所の方もお誘いあわせの上、大津市民会館へ!
◆プログラム◆
第1部 基調講演「誰一人取り残さない防災を目指して」
講師:立木 茂雄 氏
第2部 映画上映会
『「生きる」大川小学校津波裁判を闘った人たち』
(第78回毎日映画コンクール ドキュメンタリー映画賞受賞、滋賀県初上映)
第3部 報告・対談
報告 大川小学校津波裁判遺族、寺田和弘氏(映画監督)
対談 立木 茂雄氏(同志社大学社会学部教授)
齋藤 雅弘氏(弁護士・大川小学校津波裁判遺族代理人弁護士)
中井 陽一氏(弁護士) 杉山佐枝子氏(弁護士)
◆講師プロフィール◆
【立木 茂雄氏 プロフィール】
同志社大学教授(2001年より)。専門は福祉防災学。特に大災害からの長期的な生活復興過程の解明や、災害時の要配慮者支援の在り方など、社会現象としての災害に対する防災学を研究。2020年防災功労者防災担当大臣表彰(個人、防災体制の整備)。
【斎藤 雅弘氏 プロフィール】
1982年5月弁護士登録。四谷の森法律事務所代表。大川小学校津波裁判遺族代理人弁護士。宮城県石巻市大川小学校は、東日本大震災の津波に襲われ、70名の児童と10名の教員が命を落とし、現在も4名の児童が行方不明となっている。遺族の依頼により、県と市を相手とし、子どもの命を守る学校の責任を問い最高裁まで争う。2019年、原告ら遺族の勝訴が確定した。
◆託児◆
無料
6か月児から未就学児・要予約。
※10月23日または定員になり次第受付終了
※お申し込みにつきましては、10月初旬から開始します。本ページにてお知らせします。
◆お問い合わせ先◆
滋賀弁護士会 077-522-2013(平日9時~12時 13時~16時)